地熱蒸気染色の歴史
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八幡平地熱蒸気染色
GEOCOLORの誕生
八幡平地熱蒸気染色
GEOCOLORの誕生
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旧松尾村が八幡平の秘湯・松川温泉の観光開発のため温泉井戸を掘ったところ、高温の地熱蒸気が噴出しました。
さらに旧松尾村はこの地熱蒸気を利用してた産業を興すため、染色への利用を試みたのです。
しかし、既存の染色技法では商品化までたどり着きませんでした。
1981年旧松尾村より、染色装置の開発および染色装置の譲渡を受け、現染作家高橋陽子が岩手県工業技術センター特産工業部とともに、基本的な地熱染色の技法を確立しました。
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研究開発から携わった染色作家高橋陽子、そして息子である高橋一行の2名を中心に、さらなる染色技法の開発を進め、綿素材のハンカチや巾着袋といった小物の商品化に成功しました。
以降、絹素材のスカーフ類などを中心に商品を展開してきました。長尺布を染色するための染色方法も考案。現在でも扱うことができる素材選定とそれに合う絞りと着色について日々開発をしています。